働きながら通信制大学で勉強するのはきつそう・・・働いている人であれば容易に想像がつくと思います。
平日は定時まで働いて、帰ってきてから勉強するとなると、時間が足らなさすぎます。
そこで「働きながら通信制大学」を卒業した僕が、実際、何が一番きつかったのか?それを克服するために何をしたのか?1日、どんなスケジュールで勉強したのか。
詳しく解説していきます。
働きながら通信制大学はきつい?
結論からいいますと、「働きながら勉強するのはきついです」。当然ですよね。仕事終わって帰ってきたら早くても19時頃。そこから寝る24時までの間で時間を作って勉強するのはきついです。
何が「きつい」かと言うと
- 仕事終わりで集中力が出ない
- 毎日勉強するモチベーションが続かない
- 勉強で分からない箇所を相談できない
これらが「きつかった」ですね。
仕事終わりで集中力が出ない
仕事が終わったらかなり疲れています。仕事で嫌なことや、気が重いことがあれば頭から離れません。ずっと頭の中をぐるぐると思考していることもあります。
そんな時に勉強しようと思いませんでした。
毎日のモチベーション維持が大変
通信制大学は自分で計画を立てて勉強していきます。通学制の大学であれば毎日の時間割が決まっていて、朝9時に学校に行けば授業がはじまります。
ほとんどの人はスケジュールされた授業を受けることには慣れているかもしれませんが、たとえば自分で毎日21時から1時間勉強すると決めても
- スマホを見てしまう
- 眠くてやる気がしない
- 他のことをしてしまう
とにかく、毎日「勉強」するモチベーションを維持するのが大変でした。
勉強で分からないところを聞けない
通信制大学は独学で勉強します。まず試験を受ける前にレポートに合格しておく必要があります。科目によりレポート1回で合格、2回合格など異なります。
レポートを書くために指定されたテキストを読んで、理解して、整理して、レポートを書いていきます。
でも、テキストを読んでも上手く理解が進まず、何度も同じ箇所を読み返してを繰り返していました。通学制の大学であれば友達に聞いて理解を深めたり、教授に聞きに行って解決できます。
ただ厳密に言うと「教授」にメールで問い合わせ、聞きにいくことは可能です。
僕は両方やったことがあります。でも、メールはすぐに返事が来ません。教授も授業や学会や出張などあるようで返事に5日ほど掛かりました。
また、教授に聞きに行ったこともありますが、教授のいる時間に大学へ行かないとダメなので、少しハードルが高いです。
「働きながら通信制大学」で勉強するコツ
「働きながら通信制大学」はきついですが、それをどうすれば乗り越えられるのか、僕がやった方法をお伝えします。
「仕事終わり」にやる気を出す方法
「仕事終わり」、家に帰ってくると「ひと休みしてから勉強しよう」。そう思いますがほぼやらないです。
休んでしまうと気持ちが再起動しません。なので家に帰らずカフェや図書館、駅のベンチなどどこかでテキストを読む時間を作りました。
カフェに行くとお金が掛かるので、地域の図書館でもいいです。図書館まで行くのに時間が掛かると言う人は駅のベンチや公園のベンチでも構いません。
家に帰るまでにどこかで場所を見つけて勉強しましょう。
モチベーションを維持する方法
通信制大学に限らず、何かを毎日することは「モチベーション」の維持が大変です。
僕はモチベーションを維持することはきびしいと思い、「習慣化」することを意識しました。
「習慣化」のポイントは「勉強するきっかけのタイミング」を作るです。駅のベンチで勉強していたとお伝えしましたが、仕事帰りに乗り換えの駅があり、そこで毎日15分〜20分、本を読むようにしました。
「ここに来れば、これをする」というルールを作り実行するのです。これは案外簡単で「勉強しよう」という気持ちを盛り上げる必要がなく、自然と「ここに来れば勉強する」という流れが作れます。
あと寝起きにも本を読んでいました。
「勉強を始めるポイント」つまり「乗り換えの駅」「寝起き」を決めれば案外習慣化は簡単です。
「分からないところ」は飛ばすに限る
勉強していてどうしても理解できない箇所が出てくると、何度もテキストを読み返したり、深く考え込んだりしていました。
でもこれだと先に進めません。通信制大学は試験日が決まっており、その1ヶ月ほど前までにレポートを合格しておかないと試験は受けれません。
なので、勉強が遅れれば試験が受けれない可能性があります。これは避けなければなりません。
もし勉強で「理解できない箇所」が出てくれば、とりあえず飛ばして先に進みました。理解不足のまま進めても大丈夫?と思いますが案外大丈夫です。
不思議と先に進めて行けば、分からなかった場所がわかってくるもんです。
とにかく立ち止まらない、さきに進める。それでも理解できなければ教授に聞きに行くかメールで問い合わせしました。
働きながら通信制大学で勉強するスケジュール
僕は働きながら通信制大学で勉強しました。その時に1日のスケジュールをお伝えします。働いている業種や職種、通勤時間など個人差があると思いますが、参考程度に見ていただければと思います。
- サービス業界で企画営業職
- 通勤時間は40分〜45分で電車通勤
- 勤務時間は8時半から17時半(いつも残業で18時半〜19時に退社)
という就業環境でした。
大まかな1日のスケジュールは
起きてすぐにテキストを20分ほど読みました。
会社まで電車で40分〜45分です。電車の中でも途中の乗り換え駅まで15分ほどですがテキストを読みます。
普通に仕事していました
カフェや図書館、駅のベンチなどで15分〜20分本を読む。もし集中力が高ければ1時間近く勉強することありました。
また、レポート提出のためにPCを持っていき、図書館やカフェでレポートを書くこともありました。
家に帰ってきたら自由時間です。ここからは何をしても良いのですが、案外、仕事終わりに勉強した余韻が残っているので、本を読んだり、レポート書いたりしました。結構はかどります。
公務員でも通信制大学に働きながら通えるのか?
通信制大学で知り合った20代後半の女性の人は公務員でした。なので公務員でも通信制大学に通うことは可能です。
一般企業と何ら変わりはありません。彼女の勉強スケジュールを聞いてみたのですが、私と違い、仕事が終わってから1時間から2時間勉強していたようです。
職場の方にも「通信制大学」に通っていることは伝えていたようで、スクーリングで休みを取る時にも、割と周りの理解を得れやすく休めたようです。
通信制大学を卒業しても「高卒採用」は変わらない
彼女は「高卒採用」で公務員になっていました。そこで勉強しようという気持ちが湧き「通信制大学」に通い始めたらしいのですが、卒業しても「高卒採用」であることは変わらず、給料のアップなどないということでした。
なので彼女は「大卒資格が取れたら、公務員辞めて一般企業に転職するかも」と言ってました。
ここは個人の考え方だと思います。「通信制大学を卒業」しても安定した公務員を続けるのも正解。「大卒資格」をとったので一般企業に転職して給与アップを狙うのも正解。
どちらも正解だと思います。
働きながら通信制大学に通い教員免許を取得する
働きながら「教員免許」を取得することは可能です。
幼稚園、小学校、中学校、高校、特別支援学校の教員免許を取得できます。ただ大学によってどの「校種」「教科」の教員免許が取れるか異なります。
「教育免許取得」を目指す場合でも、レポート、試験、スクーリングは通常の通信制大学と変わりありません。
働きながら時間を見つけて本を読んでレポートを書き、合格すれば試験に臨み、指定時期にスクーリングに出席して単位を取っていきます。
最大の難関は「教育実習」
働きながら通信制大学に通って「教員免許」を取得する際、最も困難なのは「教育実習」です。
教育実習で2週間から4週間学校に通う必要があります。もちろんその間は仕事を休まないと行けません。この期間休みが取れるかが最も困難な調整になります。
ある方は、教員免許が取れれば教師になるつもりで勉強していました。
「教育実習」進むにはある程度の単位を取得した後にしか無理なので、教育実習をパスすれば教員免許取得の目処は立てれます。
そのタイミングで退職して、時間を作って教育実習を受けていました。
とにかく、「働きながら通信制大学で教員免許」を取るなら「教育実習」が最大の難関です。
「働きながら通信制大学」の知恵袋の質問に詳しく回答
「Yahoo!知恵袋」を見ていると「働きながら通信制大学」に関する、質問が多々ありました。
回答を読んでいて、イマイチ芯を食った回答がないものもありましたので、皆さんの参考になるように通信卒の私から詳しく回答します。
卒業までに掛かる年数で不利はあるのか?
通信制の短期大学を働きながらではあったんですが、2年で卒業出来ず、2年半かかりました。転職の際に履歴書に記載しなければいけないと思いますが、やっぱり不利になりますでしょうか?

不利ではありません。私も2年時編入で本来なら3年で卒業ですが、4年かかって卒業しました。
それでも転職活動で履歴書にそのまま記載しましたが数社内定をもらいました。
むしろ、働きながら挫折せずやり切って卒業したことを評価されます。
通学制大学との比較
働きながら通信制大学行ったほうが良いのに、借金抱えて大学行くやつって何考えているのでしょうか?
通信制大学・学費安い
・卒業率が高い大学もある
・働いて収入を得ながら学べる
・時間取られない
・生活保護でもいける



まず、大きな違いは人との出会いです。サークルやゼミを通してたくさんの人との出会いが生まれます。
通信制大学は基本独学で、スクーリングがあれば大学に数日いく程度です。
また、就職や仕事で同じ大学というだけで繋がりができ、良いビジネス関係が生まれたり、円滑に取引が進むきっかけにもなることがあります。
通信制大学と夜間大学はどちらがよい?
通信制大学と夜間大学、働きながら行くならどちらの方がいいと思いますか?



私も迷いました。「働きながら」という条件が付くので通学の必要がない「通信制」を選びました。
仕事が終わって大学までの通学時間がありますので、授業に間に合わず諦めました。
もしその問題が解消されるなら夜間大学は学校に行って勉強できますし、先生の授業も受けれますし、「通信制」にはないメリットがたくさんあると思います。
「働きながら通信制大学」のまとめ
「働きながら通信制大学」へ通うことは容易ではありません。ただ、実際に私は卒業しましたので十分可能です。
もし高卒で働いているなら「通信制大学」を卒業すると大卒で転職活動ができますので、「大卒求人」に応募可能。高卒より給与水準も高いです。
しかし、働きながら勉強するにはたくさんの困難があります。モチベーションの維持、独学に耐えれるか、仕事の疲れに打ち勝つことができるか。
どれも自分なりにやり方を見つけないと、続けることはできません。今回、私のスケジュールを紹介しましたが、ぜひ参考にして、自分に合うやり方を見つけて欲しいです。




