「通信制大学は卒業しにくいって聞くしなぁ」
通信制大学に進学を考えてる方で、
「とりあえず、目的は大学を卒業して”大卒資格”を取ること」と
考えている人も多いと思います。
であれば「できるだけ楽に卒業」したいですよね?
通学制の大学、通信制の大学、両方に通ったことのある
僕が実際に卒業してわかった「このポイントを押さえれば卒業しやすい」
というポイントをご紹介します。
「通信制大学」を選ぶ参考にしてもらえればと思います。
卒業しやすいポイント①「動画で勉強できること」
ポイント①は「勉強が動画でできる」ということです。
僕はオンライン授業がない「通信制大学」を卒業しました。
勉強は「テキスト」を購入して、読んで、理解して、まとめて、レポートを書く
これを繰り返していました。
これはなかなかハードでした。
ただ読めばいいのじゃなく、理解して、頭を整理して、を繰り返し
最後にまとめる、という感じなので大変です。
でも、動画の授業だったら「内容をまとめて説明」してくれるので
随分、勉強が楽になります。
実際、単位習得試験に向けてレポートを合格しておく必要があるのですが
働きながらだと2科目か3科目しか同時に勉強できなかったです。
でも、これが動画だと見て簡単にまとめるだけなので
もう少し科目数を増やして進めることができると思います。
卒業しやすいポイント②「スクーリングがない」
ポイント②は「スクーリング」がないことです。
私が勉強していた通信制大学は「春」と「夏」「秋」に
スクーリングがありました。
「春」は3週連続、「土曜日」と「日曜日」に
大学で授業を受ける必要がありました。
「夏」と「秋」は土日を挟む平日
たとえば木曜、金曜、土曜、日曜、月曜のように
連続した5日間でした。
働きながら「通信制大学」で勉強していたので
平日のスクーリングは仕事を休まないとダメだったので
仕事が休みづらい人は卒業難易度がかなりあります
ただ、最近はスクーリングのない「通信制大学」も
増えています。
お仕事をしながら「通信制大学」に通うことを
検討している人は、「スクーリングなし」の学校を
選ぶのも卒業しやすさをUPさせるコツです。
卒業しやすいポイント③「単位が取りやすい」
ポイント③は「単位が取りやすい」です。
僕が考える「単位が取りやすい」とは
必修科目がないことです。
今は、必修科目のない通信制大学があります。
このメリットは「自分の好きな授業」「自分の得意の分野」
を選択できることです。
僕の場合は
「基本会計学」「工業簿記」とか正直、まったく興味はなかったし
勉強するのが苦痛でした
でも、必修科目がなければ、こういった苦労はしなくていいですし
好きな科目が選べるなら、勉強も進みます。
なので「単位が取りやすい=」は、卒業のしやすさで重要なポイントと考えています。
卒業しやすいポイント④「卒業論文がない」
僕は「卒業論文がない」通信制大学を卒業してます。
最後に「卒論」がないのがすごく楽でした。
働きながら「大学」に通っていたので、単位を取る勉強だけでも
大変だったのです
もし最後に「卒業論文」が必須であるなら、大量のテキストを読み込んで
大量の文字数の論文を書く。
かなり卒業の難易度が上がります。
そう考えると「卒業論文」なしの大学を選んで正解でした。
学習目的があるなら「卒業しやすさ」は気にしないこと
「通信制大学の卒業」した人間からアドバイスです。
「自分はこれを勉強するんだ!」
そういう目的がはっきりしてる人は
「卒業しやすさ」を気にしない方でください。
目的は「勉強して知識を得ること」
時間が掛かっても知識を習得することに
全力を注いだ方がいいです。
「卒業のしやすさ」を気にする必要がある人は
とりあえず「大卒資格」が欲しい人です。
「大学」知名度は無視している
つい「通名な大学がいいなぁ」と
考えてしまうと思います。
- 慶應大学
- 早稲田大学
- 法政大学
- 日本大学
誰もが知る「有名大学」もありますが
「大学の卒業のしやすさ」を考えた場合に
どの大学が良いで選んでいます。
なので、「知名度」は考慮していません。
通信制大卒が考える「通信制大学の卒業しやすさランキング」
「卒業のしやすさ」だけを考えて
順位を決めました。
先述した「ポイント4つ」を基準にしています。
1位 放送大学(とにかく”大卒資格”が欲しいなら)
放送大学が「卒業のしやすさ」ではダントツNo1と考えてます。
まず、授業が
- 放送授業(ネットで放送を見るか、BSやラジオで決まった時間に放送される)
- 面接授業(学習センターで講師が授業をしてくれる)
- オンライン授業(ネットで授業を受ける)
通信制に通っていた時に1番大変だったことが
「1人で黙々とテキストを読んで理解する」ことでした。
放送大学は「放送授業」「オンライン授業」で授業を受けれますし
学習センターで授業も受けることができます。
単位習得のハードルがグンとさがるので
「卒業のしやすさ」という意味では1番だと思います。
また、実際に「放送大学」で勉強している知り合いに尋ねると
- レポートの合格基準が高くない
- 単位習得試験の難易度が高くない
と言ってました。
レポートは提出することが大切で
難易度が低くある程度書ければ、レポートは合格していた。
また、単位習得試験も基本的にテキストの中から出題されることが多く
過去問を勉強すれば、ほとんどの確率で単位が可能とのことです。
この点からも「卒業のしやすさ」で「放送大学」がダントツのNo1になります。
2位 東京通信大学(スキマ時間をフル活用で卒業できる)
2位は「東京通信大学」です。
- 15分単位の動画で授業を受けれるのでスキマ時間が使える
- 在籍外の学部の授業も20単位までは認定される
- 履修継続率が96/3%とかなり高い
授業は動画で受講できるのですが、その動画が15分単位と
短く編集されています。
これはかなり助かる編集で、通勤や昼休みなど
スキマ時間があれば勉強できます。
もし、テキストを読んで勉強だと、本を持ち歩くのが大変で
電車の中で通勤時間の勉強などは大変でした。
それが15分の動画を見て勉強できるのは
かなり勉強が楽になります。
また、在籍している学部以外の授業も単位として
認定されます(20単位まで)
自分の好きな科目を選ぶことができるので
勉強が捗(はかど)りやすいと思います。
「卒業論文(卒業研究)」については、希望者のみとなってるので
選択が可能です。
「卒業のしやすさ」を考えると「卒業論文(卒業研究)」は
不要だと考えています。
3位 産業能率大学(テキストのわかりやすさと卒業率が高い)
3位は「産業能率大学」です
- テキストが「わかりやすさ」「学びやすさ」を基準に選ばれている
- とにかく卒業率が高い
- スクーリングが選択制
大学が提供するテキストは一般書籍やオリジナル書籍など
学生の「興味が湧く」「理解が進む」テキストです。
初学者でも理解できるように作られているので
勉強をしている感覚がないという学生もいます。
独学で勉強してると、テキストの理解に苦しむことが多々あり
先に進まない経験がありました。
でも、産業能率大学のテキストは「わかりやすさ」「学びやすさ」を
基準に大学独自のテキストや一般書籍を選定しているので、独学にぴったりです。
卒業率が高いのもおすすめ理由の一つです。
実際、「産業能率大学」を卒業された方の意見として
- レポートはテキストに載っている箇所を抜粋すれば書けた
- 単位習得試験の解答もほぼ、テキスト内から出題された
があり、勉強しやすいテキスト、かつレポート、単位習得試験も
難易度がそれほど高くない
なので勉強もスムーズに進むので、卒業しやすいと考えています。
「通信制大学の卒業しやすさランキング」まとめ
通信制大学を卒業した僕が
- 卒業しやすいポイント
- 卒業しやすさ大学ランキング
をまとめてみました。
実際、自分が経験して感じたことを中心に
まとめています。
僕は「大卒資格」を得てから転職活動をして
「給料」がかなり上がりました。
やはり日本では「高卒」と「大卒」では、待遇に差があります。
これから通信制大学を目指す方は、ぜひ「卒業」して
良い「待遇」で働いてほしいです。
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